30年連続で日本が世界最大の債権国、対外純資産は356兆円

本日の日本経済新聞より抜粋

財務省は25日、日本の対外純資産が2020年末時点で356兆9700億円だったと発表した。19年末に比べて460億円減った。20年の円相場は対ドルで5%ほど上昇しており、企業や政府などが海外に持つ資産が円換算で目減りした。海外への投資自体は増えており、日本は30年連続で世界最大の純債権国の地位を維持した。

日本は不労所得で儲けている国

日本がどのようにお金を稼いでいるかご存じでしょうか。

製造業が強いイメージがあるから、輸出で儲けている?

違います。実は配当金などの不労所得で儲けているんです。

これまでの日本

過去の日本は安い労働力を活かし、自動車や家電を作り、それらを海外に売る事で国を豊かにしてきました。

こうして儲けたお金で外貨を獲得。この外貨を使って海外へ工場を作り、更に投資を行う事で利益の一部を配当金として得られる仕組みを作ってきました。

この動きは年々拡大し、2018年には貿易で出した黒字3,900億円に対し、所得収支(配当など)は21兆円。桁違いです。笑

外国人が汗を流し働く事で、日本人はその利益の一部を享受できるという事です。

通貨の安定

また、債権国である事は自国の通貨の安定にも繋がります。

金融危機などが発生した際には、日本の企業の多くがリスク回避の動きをとります。

流動性の低い海外の債券などを売って、流動性の高い自国通貨(ここでは円)を厚くしようとするんですね。こうなる事で、円高に振れ、円の価値は棄損されにくくなります。

ただし手放しで喜べるものでもない

債権国というのは海外に貸しているお金が多いというだけです。なぜ海外にお金を多く貸すかというと、海外に魅力的な投資先があるからです。

裏を返せば、日本には良い投資先が無い=今後成長が見込めないとも言えます。

そして日本の製造業の多くが苦境に立たされているように、日本には既に世界に輸出するものがかなり少なくなっています。今後、これにより対外資産を切り崩していく局面になれば、円の価値は大きく下がる可能性もあると考えています。

どうすべきか

これらの内容から、資産を円に多く持つのはリスクのある行為であり、今後も成長を続けている海外投資に積極的に参加していくのがリスク軽減につながると考えています。

僕の場合、資産の7割が外国株式です。今後もこの割合を保ちつつ、コツコツと積み増していこうと思います。

それでは、また

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