NISA120万円はレバレッジ型ETFで積極的にリスク運用をする

皆さんNISA使いこなしてますか?

NISAって微妙なんですよね。年間120万円の上限で5年間限定。

株式、債券、投資信託などなど手広く投資する先はあるのですが、5年間限定なので長期での利益では節税できる額が狭まります。

仮に、この120万円を米国株ETFに一括投資するとしましょう。成長率はここ5年で18%。120万円は5年で140万円になっています。この差分の20万円の利益に対し20%非課税。

約4万円分ですね。5年間でたった4万円分・・・うーん渋い制度ですね。

個別株は株マニア向け

とはいっても、個別株を勉強するのはマニア向け。テンバガー(買った株が10倍の価格になる事)を狙うのは素人には不可能ですね。もちろんその逆もあり得るわけで、リスク高めです。

レバレッジ型ETFという選択

そこでおススメなのがレバレッジ型ETFです。ETFなので好きな分野への分散投資が可能であり、かつこのETFにはレバレッジがかかっているため、普通に投資をするよりも上昇局面でのリターンは良くなります。

ただしもちろんリスクも相応に上がるため、暴落時には評価額は大きく下がる事に注意。

  • SPXL(S&P500の3倍の値動き)
  • SOXL(半導体株の3倍の値動き)
  • TECL(ハイテク株の3倍の値動き)

無難にアメリカの成長に賭けるならSPXL。産業の米とも呼ばれる半導体に賭けるならSOXL。GAFAなどのハイテク企業に賭けるならTECLといった感じですね。

それぞれの過去5年リターンは次の通り。

  • SPXL 36%
  • SOXL 83%
  • TECL 65%

実際にこのリターンがあった場合の節税額は、SPXLで8万円。TECLで15万円。SOXL20万円の節税ですね。これならまぁ良しですね。

ちなみに勘の良い方なら、最初の例で米国株ETFが5年で18%なのに、なぜ3倍のSPXLが36%なんだ?と思われるかもしれません。

レバレッジ株3倍はこの値動きを目指すために、日々帳尻合わせの取引を行う必要があります。これにより値上げ・値下げ時に無駄な手数が増え、中長期でみると3倍にはなりません。

3倍株でも長期的に保有すると2倍程度になる感覚ですね。

レバレッジ株はこのあたりも要注意。

非課税枠は積極運用で。

今回のまとめ。NISAの非課税枠ではレバレッジ株などのリスク資産に入れたほうが当たり前ですが恩恵は大きいです。という話でした。

特に今回紹介したSOXLですが、120万円が5年後に220万円になるのは夢がありますね。+100万円というとスクラッチで1等当てるようなもんですね。

当たらない宝くじなんかより投資の方がよっぽど現実味があります。

まぁ願掛けはしてもいいかも。笑

話が逸れました。 それでは、また。

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