お金を貯める前に理解しておきたい資本主義の格差について

どうも、とみです。

株価が最高値とか、どこの企業が最高益だとかニュースでよく見ますよね。その一方で自分の資金は最高値達成してますか?なかなか増えなかったり、横ばいの方が多いのではないでしょうか?

今回は資本主義による格差についてまとめます。

これを読めば、より効率的にお金が貯まるようになるでしょう。

資産が増えないのは、r>gだから。

初めに結論から、会社が最高益を出していても、サラリーマンの資産が増えないのには理由があります。

18世紀~21世紀まで期間、『r>g』という不等式が資本主義の常だったからです。

21世紀の資本 [ トマ・ピケティ ]

rというのは、資本収益率の事で、資本によって得られる利益の事を指しています。 

一方でgは経済成長率を示します。労働によって得られる利益はこれにあたります。

そして、両者を比べると資本収益率の方が高いという事ですね。

資本家と労働者の格差

もう少し具体的な数字を用いて資本と労働による成長率を解説しましょう。

rは平均的に5%/年 ですが、gは平均的に2%/年です。 

要するに、会社の資本や投資により増えるお金は、労働者が生み出す利益よりも圧倒的に大きいという事です。年単位でみると3%の違いは小さく感じるかもしれません。 しかし、18世紀からこれが続いているという事は、これらが積み上がり既に大きな格差が開いているという事です。

そして今後もrの側が出す利益は、gが生み出す利益よりも圧倒的に大きいのです。

今後も格差が広がる事で、中流階級は無くなるとも言われています。

お金を貯めるためには

資本主義という環境下でお金を貯めるためていくためには、gの側で労働時間を切り売りしているだけでは時間がかかりすぎてしまいます。安心できるくらいの老後資産を貯めるためには定年まで働き、しっかり退職金まで貰う必要があるでしょう。

しかし、資本主義のルールさえ理解していればもっと早期に老後資産を貯める事も出来るわけです。

大事なのは、一刻も早くrの側に回り、資本を運用してお金を生んでいく仕組みを作る事です。

この仕組み作りにおける僕のプロジェクトも1年半が経過しました。

現在の運用資産は約200万円。この資産は、今後も世界経済の成長に合わせて、平均10万円/年 を生み出し続けるでしょう。 そしてこの生み出した利益も含め、資産は今後も雪だるま式に大きくなっていくはずです。

その経過をこれからも当ブログで記録に残していこうと思います。

人生というゲームを楽に生きるためには、このルールをいかに若年期に理解できるかですね。

このブログが、投資歴10年で3,000万円を0円にしたブログ! とかいうタイトルに変わって無い事を祈ります。まぁ、それはそれで面白コンテンツか。

r>gについて興味を持った方はこんな本を買っても良いかもしれません。本家は結構難しいので。

ちなみに、本家も載せときます。結局未来の株価なんて100%の予測は誰にも分からないんですよね、でもそれを予見するためには、膨大な過去のデータがあれば、なんとなく分かるかもなわけです。

そういった、膨大なデータがめっちゃ書いてあるんでこの本は難解に仕上がってます。

後押しするなら、賢者は歴史から学ぶ。という格言もありますよね笑

それでは、また。

タイトルとURLをコピーしました