市場概況:小動き継続、貴金属・素材強い
12月26日の米国市場は、クリスマス休暇明けで小幅な値動きが継続。セクター別では貴金属と素材テックが強く、エネルギーセクターが弱い動きとなった。
貴金属の動き
- 金(ゴールド):+1%
- 銀(シルバー):+1%
- プラチナ:+9%
貴金属全般が堅調で、特にプラチナが+9%と大きく上昇。年末の薄商いの中で、安全資産への注目が集まった。
セクター動向
📊 2/11セクターが上昇、素材テック強くエネ弱い
- 素材セクター:堅調
- テクノロジーセクター:堅調
- エネルギーセクター:軟調
債券市場:小幅下落
米国債利回り
- 10年債利回り:4.12%(-0.05)
- 2年債利回り:3.49%(-0.05)
債券市場も小動きで、長期・短期ともに小幅に低下。年末の薄商いが継続している。
経済指標:失業保険申請は予想下回る
12/20失業保険申請
実績:21.4万件
予想:22.4万件
前回:22.4万件
失業保険申請件数は予想を下回る21.4万件となり、労働市場の底堅さを示した。予想・前回の22.4万件を1万件下回る結果。
個別銘柄ニュース
注目銘柄
- TGT(ターゲット):+1% アクティビスト株主が株式取得
- FCX(フリーポート・マクモラン):+2% 8連続上昇、金上昇と銅急騰が追い風
フリーポート・マクモランは、金価格上昇と銅急騰を背景に8連続上昇。素材セクターの強さを象徴する動きとなった。
今後の注目指標(12/29〜1/4)
年末年始の経済指標発表スケジュール:
住宅関連
- 中古住宅販売成約指数(前月比):予想0.8%
- S&Pケース・シラー住宅価格(20都市):予想1.10%
- MBA住宅ローン申請指数(前週比):注目
在庫関連
- 原油在庫(前週比):予想-200.0万バレル
- ガソリン在庫(前週比):予想+117.5万バレル
- 留出油在庫(前週比):予想+105.0万バレル
景気指標
- シカゴ購買部協会景気指数(PMI):予想39.3
📅 12/31は半日取引、1/1は元日で休場
まとめ:正月休みモード、このまま継続
12月26日の米国市場は、クリスマス休暇明けで依然として薄商いが継続。貴金属と素材セクターが堅調な一方、エネルギーセクターは軟調となった。
今日のポイント
- ✅ 貴金属全般が堅調(金銀+1%、プラチナ+9%)
- ✅ 素材・テックセクター強く、エネルギー弱い
- ✅ 失業保険申請は予想下回る21.4万件で労働市場底堅い
- ✅ 債券利回りは小幅低下(10年4.12%、2年3.49%)
- ✅ 年末年始の休暇シーズン継続中
正月休みモード突入
年末年始の休暇シーズン真っ只中。12/31は半日取引、1/1は元日で休場となるため、1/2の通常取引再開まで市場は静かな動きが続く見込み。
この時期は薄商いで値動きが荒くなる可能性もあるため、無理なポジション調整は避け、年明けの取引再開を待つのが賢明。
投資スタンス
現状維持、このまま継続。年末年始の薄商いの中で無理な売買はせず、長期保有の姿勢を維持。年明けの経済指標と決算シーズン開始を待つ。
個人ポートフォリオ(参考)
- NVDA:ポジション継続
- MSFT:ポジション継続
- AAPL:ポジション継続
- MU:ポジション継続
※個人の投資判断は自己責任でお願いします。