立ち止まって、方向と足場を確認してみた
今年は、自分の将来像を見据えながら「どこまで前に進めたか」を静かに検証する一年でした。走り抜けるというより、一度立ち止まって方向と足場を確認するような感覚です。仕事・お金・学び・生き方――それぞれの領域で小さな前進が積み重なって、点だったものが線としてつながり始めてきました。
金融資産:500万円から1,000万円の大台へ
金融資産は約500万円から900万円超へ増えて、貯金も含めて1,000万円の大台に到達しました。
資産推移
- 金融資産:約500万円 → 900万円超(+400万円)
- 総資産:1,000万円到達
もちろん相場の上下に左右される数字なので、FIREを視野に入れたときにはまだまだ長い道のりがあります。それでも、根拠を持って投資判断ができるようになったこと、お金との距離感が健全になったことは、数字以上に大きな変化でした。「不安を抑え込む」のではなく「仕組みを理解することで安心する」――今年は、その感覚を少しだけ掴めた一年でした。
仕事:ノルマ未達でも1億円超の案件を形にできた
仕事では、ノルマは未達見込みという現実がある一方で、見込みゼロの状態から1億円超の案件を形にした経験は自分の糧になりました。表からは見えにくい準備や調整、地道な積み上げが最終的に数字として現れて、「ちゃんと戦えた」という確かな感覚が残っています。
一方で、まだ馬力が足りなくて日々の業務に流されて、長期の布石を打ち切れなかった場面も少なくありません。結果が出たからこそ見えてきた課題ですね。来年は「攻めの時間」をどう確保するかが大きなテーマになりそうです。
個人事業:一年を通して会計を回し切れた
個人事業については、初めて一年を通して会計を回し切ることができました。経費やキャッシュフローを管理して、使い方と投資のバランスを意識することで、家計と事業がそれぞれ「役割を持って存在する」状態に変わってきました。単なる節約ではなく「設計」でお金の意味を変える、この発想は自分にフィットしています。
数字を読み解く時間そのものが楽しいと思えるようになって、サラリーマンがいつまで続くかはわからないけど、個人事業はおそらく一生続くでしょう。仕事というより、人生のインフラに近い感覚ですね。
学び:中小企業診断士で理論と現場を接続
一方で、実務力の体系化はまだ途中です。そこで中小企業診断士の学習に取り組んで、理論と現場を接続するための軸を少しずつ整えています。
未来像
企業の成長に伴走し、その成果の一部を報酬としていただく――
モノの売買とは違う、価値の作り方に魅力を感じ始めている。
もちろん、理想だけでは成立しない世界ですが、ここに自分のキャリアの未来像が重なりつつあります。
地味な取り組み:見えない場所を整える
今年はさらに、投資に関する研究、AIや最適化技術のキャッチアップ、ブログや記録による思考の言語化など、"地味な取り組み"にも時間を割きました。派手な結果にはつながらなくても、知識や経験がゆっくりと蓄積して判断の質が少しずつ変わってきて、「今すぐ役に立たない」ように見える行動が未来の選択肢を増やす土台になっていることを実感しています。
振り返り:種を蒔いて、土を耕した一年だった
振り返れば、今年は大きな飛躍を狙った年ではなく、むしろ種を蒔いて土を耕して見えない場所を整える一年だったと思います。焦りや迷いもあったけど、それでも歩みを止めなかったという事実が、自分を静かに支えてくれています。
2025年の成果
- ✅ 金融資産500万円 → 900万円超(総資産1,000万円到達)
- ✅ 1億円超の案件を形にした経験
- ✅ 個人事業の会計を一年通して回し切った
- ✅ 中小企業診断士の学習を開始
- ✅ 投資・AI・ブログなど地味な積み上げを継続
来年:小さくても良いから、芽を出させたい
来年は、その種のうち一つでも芽を出させたいです。小さくても良いんです、自分のサービスを形にして1円でも価値として届けてみる。その「小さな取引」が自分の生き方と働き方を大きく変える第一歩になるかもしれません。そう考えると、来年に向けた期待と緊張が同時に少しずつ膨らみ始めています。
🌱 2026年のテーマ:「小さな芽を出す」
種を蒔いた2025年から、芽を出す2026年へ。