行き方

どうも、とみです。

最近、稲森和夫さんの「経営12ヶ条」を読みました。稲盛和夫さんは京セラ創設者の方です。

この内容が今の事業の経営計画とか立てる上で非常に参考になり良かったので、GPTに食わせながらこちらの事業にあった12ヶ条に直してみています。楽だねー。

正直、事業をやる上での軸、なんてものは僕にとってすごくどうでもいいもので、儲かりゃいいだろというのが本音なのですが、経営コンサルの方に指摘された「なぜこの事業をやるのか?何を顧客に与えたいのか?そしてどうなって欲しいのか?」ってことは確かに準備していた方がいい気がしたので、ハリボテ満載で作っている状況です。

パーパス、経営理念、行動指針、ビジョン・・・会社員はもううんざりだと思うんですが、そんなものを作れと。

で、そんな表面を取り繕いながらも、こんなので良いのかなとも思ってきたわけで・・・というのは少し感化もされていて、そろそろ何も考えずに行き進んで良いのかというところが引っ掛かり始めました。

よく分からないので、もう少し分厚めの稲盛和夫さんの「生き方」という本を買って読んでみることにしました。2004年刊行の大ベストセラーです。私はこういうのに疎いので知りませんでした。

読みながら思うのが、どちらかというと、自分の事業というより転職なども含めた生き方を内省するような内容でした。これまで僕は非常に能動的に、イマドキなキャリアを形成してきたと思っているし、これは常に良くなるための選択であったと思っているんですが、なぜか一社目あたりの同僚の方がキラキラしてる気がするんですよね。

サラリーマンの充実度ってのは金じゃ無いのか?年収が2倍なら充実度も2倍得られるんじゃないの?

今の僕は、目的地に辿り着くための最短距離を探す”行き方”を意識しています。年収、スキル、職位、、、全てキャリアの地図上での座標と言えるかもしれません。効率的に進む事ができるし、この成果は数字で測れます。

一方で稲森さんが語る”生き方”は、そもそもどこへ行くかよりも、「どう在るか」に焦点を当てている気がします。歩く速さや到達点の高さでもなく、その歩みに込められた心の在り方こそ本質なのでしょう。

僕とまっっったくもって逆の発想なんですよね。

言ってしまえば、仕事は必要悪で、短時間で高い給与をどれだけ稼ぎ、余暇を生み出すかがキャリアの真髄だと思っていたのですが、真っ向からこの書で否定されておりました。書かれてる内容見て、そうそう!これが僕のモットーじゃん!みたいな内容を端的に書いてくれててそれをバッサリ一刀両断でございました。


「仕事は、自分の心を磨く道場であり、その中で誠実さや真剣さを積み重ねることこそ価値だ。」というのです。

そういう意味では僕の生き方はまだまだですね。責任転嫁ですが、インターネットで比較がし易い今世の弊害をもろに食らってるのかもしれません。情報があるという点は素晴らしいんだけどね。

何が言いたいかというと、こう言う記事を書いてちゃダメということです(笑)

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給与!高くてごめんキャリア磨きしてごめん <参考文献> https://www.youtube.com/watch?v=K4xLi8IF1FM&ab_channel=HoneyWorksOFFICIAL どうも、とみです。ようやく転職先にもかなりかなり馴染んできまし...

多分これ稲森さん読んだら助走つけて殴りかかってくるんじゃ無いかと思います。

まだまだ穿ってみているんですが、稲森さんが言うようにもう少し真面目に取り組んで、心を磨いた方がいいかもしれません。

仕事がここ数年楽しいことだけは救いなので、改めて生き方を問いながら動いてみたいと思います。

磨き、その先へ。


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この記事を書いた人

自動運転業界で働くビジネスマン。「TOMIMAGA」では、自動運転の最新動向、資産運用、転職戦略などを実体験に基づきシェアしています。

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