給与!高くてごめんキャリア磨きしてごめん

<参考文献>

どうも、とみです。ようやく転職先にもかなりかなり馴染んできましたので、勢いにまかせて煽りめの記事を書いてみたいと思います。

はじめに

僕はこれまで転職を2回しており、現在はIT業界で働いています。

年収は同世代平均の2倍程度を得ています。この業界はブラックなんかと言われがちですが、実際には企業選びをしっかりと行っていればブラックなんてことはありません。

倍稼げてホワイト企業とかそんなうまい話ないだろ。と思われる方もいるかもしれませんが、逆に僕の経験から言わせてもらうと、給与が少ない企業で働いていた時の方が労働時間は明らかに長く、労働環境も劣悪でした。

また、そういった会社は転職の武器となるキャリアを磨くことも難しいです。なぜか?給与が少ない企業というのは企業自体も儲かっていません。企業が儲かっていない理由は、今行っているビジネス自体が、世の中でそこまで期待感が持たれていない仕事内容であるからです。

誤解して頂きたくないのは、その仕事は不要であると言っているわけではありません。あくまで世の中から期待をされていない仕事ということです。お金は期待感で流れますから、これは非常に重要です。

そして期待されていない仕事をしていても、他の企業の欲しい人材にはなれないということです。

給与が全てではない?

一般的には、給与が全てでは無い。とされることがあります。しかし僕の経験から言うと給与は非常に重要であると考えています。

大手メーカーで働いていたとき、早期退職制度という金銭的なメリットにより、仕事が生き甲斐であると口では言っていたベテラン社員たちが次々と退職する姿を目の当たりにしました。

彼らにとっては、その時点で手に入る一時的な金銭的なメリットが、生き甲斐であったはずのライフワークを上回るものであったのでしょう。おそらく最終的に貰えるお金は、早期退職だろうとその後数年働くのであろうとほとんど変わらないものでもあったのでしょう。

しかし、早いタイミングでその分のお金を貰えるなら、別にもう働かなくていいや。そう考えたという事ですね。

皆さんの周りでも、宝くじ当たったらどうする?とか聞いたら「仕事辞める」って言う人多いんじゃないですかね?結局なんだかんだ言いつつ多くの人にとって仕事は給与のためなんですよ。

もちろん、その嫌々な仕事があったからこそ関われない人と関われたり、知らなかった世界が開ける事だってあります。でもそれだってあくまで副次的な効果だと思います。

転職市場の動向と給与

さて話を戻しましょう。強引に仕事は給与第一と持って行ったところで、今の転職市場は非常に良いですよ。という内容を書きます。

いつ転職するの? 今でしょ。(古) という事ですね。

国内の転職は給与水準が下がる「キャリアダウン型」が多かったが、22年は1割以上増えた人が過去最高の33%となり10年ほどで10ポイント高まった。

日本経済新聞:転職増加、賃金の「天井」突く 3人に1人が1割以上増

漠然と転職して給与が上がるのか?当たり前ですが答えはNOです。

じゃあどうすれば給与が上がるのか。それは先ほども書いたように世の中に期待されている仕事が出来るかどうかです。需要と供給と言い換えてもいいかもしれませんね。

特に伸び率が高いのが金融や情報だ。21年と比べた23年の伸び率は金融・保険が14%、情報・通信が10%だった。

日本経済新聞:転職増加、賃金の「天井」突く 3人に1人が1割以上増

日経でも書かれていますが僕の場合もIT業界言いかえると情報・通信分野ですね。この業界は現在、需要と供給のバランスが取れていない分野の一つであり、給与が高いことが特徴的です。他にも書かれている金融系だったり、コンサルティングファームも供給が足りておらず、給与も高いですよね。

そして押さえておかなければならない事は今後も米国や中国のジョブ型雇用に追随する形でこの流れが進んでいくという事です。

 欧米ではジョブ型の働き方が標準だ。スキルを磨きながら高い収入を求めて転職を繰り返す。日本の賃金は先進国で最低水準だが、賃金の「天井」と労働市場の硬直性は無縁ではない。主要国の11〜21年の実質賃金上昇率を比べると日本は年平均0.17%にとどまる。雇用の流動性が高い米国(1.66%)や英国(0.81%)との差は大きい。
 今後は日本も働き手の専門性を高めて雇用を流動化し、持続的な賃金上昇につなげる仕組み作りが必要だ。人材としての市場価値を高められるようにするキャリア自律支援やリスキリング(学び直し)への国の支援も重要になる。

日本経済新聞:転職増加、賃金の「天井」突く 3人に1人が1割以上増

当たり前ですが、ここにも書かれている通り市場価値を高める努力は必要であるということです。マクロな視点で社会のニーズを捉え、それに向け英語力の向上、新しい技術やツールの習得など、自分自身をアップデートすること。これこそが給与!高くてごめんへの第一歩です。

最後に

給与が高い企業で働けるという事は、手厚い福利厚生の恩恵でストレスや疲れを減らす事が出来ます。これにより自然とプライベートの充実にも繋がります。また特に重要だと感じているのが、その給与自体が、経歴・職歴・資格などに並んで市場価値を構成する1つだってことです。

これは好循環をもたらします。高い給与で働くほど、次の転職でも更に高い給与を提示して貰える可能性が高い。まるで階段を上っていくようなイメージでキャリアアップが出来るってことですね。

これを理解しておけば、年収1,000万円とかって数字も見えてきます。

誰でも市場価値を高めるためには、スキルアップやキャリアアップに努めることが大切です。特に今は転職市場も活況で、給与が高い業界で働くことができるチャンスです。今の仕事に不満が無くても、積極的に探してみることをおすすめします。

ところでこんな感じのタイトルも考えてたんですけどどうですか。

給与!高くてごめん 資本主義生きてごめん
給与!目立っててごめん 意識しちゃうよね?ごめん

まぁでも僕がこの歌で好きなところは、努力しちゃっててごめんってとこです。努力出来る人は素晴らしいですよね。

ちなみにそんな事言いつつ、僕は先日7,500円も払った資格試験を受けずに逃亡しました。

もったいないよね?ざまあ。

そんな時もありますよね。まあでもやろうとしてみて、それが駄目なら駄目で良いんです。

それでは、また。

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