どうも、とみです。
本ブログではお馴染みですが、私は毎月55,000円を確定拠出年金に投じています。確定拠出年金と一言に言っても、実は中身は人によってマチマチです。
なぜかというと確定拠出年金では原則この年金での資産運用方法については、加入者が決めることとなっているからです。
僕が入っているのはSBIの確定拠出年金になるわけなんですが、どこの証券会社となるかは会社によるので、サラリーマンの場合はここを変えることはできません。
で、運用商品は20種類ぐらいあるわけなんですが、まぁ概ね投資をよく勉強している方であればインデックスの手数料が最も低い投資信託を選ぶのが最適解ですので、結論「DC外国株式インデックスファンドL(DC外国株式インデックスファンドL)」というのを選ぶのが正解でした。特にここ3年で最も成績が良かったのも当然こちらのファンドです。
大体200万円強を投資し、結果は+93万円。損益率は驚異の44%ですが、これは当然米国株の好調に加えて、為替変動によるものもございますので、今後も諸々の事情で上下はするでしょうけど、それでも他に比べて最も良いパフォーマンスになる可能性が高いです。

というのが、先月までのお話であったのですが、ここまでのパフォーマンスでありながらやはり不満があったわけです。それはこの投資信託の信託報酬、つまり手数料なのですが、これが年間0.275%も取られている・・・ということです。
僕はSBIの確定拠出年金以外でも投資を行っていますが、たとえば米国ETFというのを直接買えば、その手数料は0.03%にまで抑えることが可能です。また、僕の場合は基本的に今は投資信託を全て辞めて個別株式投資を行っております。分散力では劣りますが、結論このような手数料が一切かからない状況のため、やっぱりこの0.275%・・・もったいないなーと思っていたわけです。
じゃあ確定拠出年金なんて辞めちまえってのはまた違う話で、ここに入れることで僕の場合、所得税で最大20%、住民税で10%の節税効果があるわけで、そう考えると0.275パーセントは毎年取られるとはいえ、この差額の前には霞んでしまいます。
というわけで仕方がなかったのですが、ふとSBI確定拠出年金のページに、運用商品追加のお知らせがアップされていることに気がつきました。

どうせ、AIビックリ未来のフォーエバーアクティブウルトラスーパーファンド!みたいなクソダサい手数料が目玉飛び出るような投資信託と思いきや・・・
投資信託会で最安の手数料を誇る2大投資信託が満を持して降臨されていました。
三菱UFJアセットマネジメント株式会社eMAXIS Slimと、eMAXIS潰しのためSBIアセットマネジメント株式会社が社運をかけて出したSBI・Vシリーズです。
すげええええええええええええええええええ。
ちなみに、中身見てないですが残り2つはゴミです。 名前見りゃ分かります。
というわけで、えげつないことになってしまいました。正直、トップ2の投資信託ですので、今投じている投資信託は比較後あっという間にゴミ投資信託と成り下がりました。あとは米国フルベッドのS&P500とするか、全世界株に突っ込むか。この2択となるわけです。贅沢な悩みです。
半分半分とか割合決めることもできますが、僕はなるべくなら美しいポートフォリオにしたいので、迷った末、オルカン100%にすることにしました。個別株で米国株に比重置きすぎだしね。
手数料は驚異の0.05%へ。現在300万円投じられているため、今年だけでもその差は5,000円以上。
ただし、株で効果を発揮するのは複利にこそあります。このまま毎年55,000円を30年突っ込み続け、仮にこの手数料の差が永続的につく場合、最終的な手残りはなんと200万円近くになります。ほんとかよ。。。
この数クリックが将来の200万円になるなんて、、、今は全く実感がありませんが、老人になった私はより安泰なことでしょう。神アップデートありがとうございました。SBI確定拠出年金。これからも頑張ってください。
それでは、また。