今月のサマリー

どうも、とみです。2025年も残すところあとわずか。今年最後の投資レポートです。12月は前月比で+16.8万円のプラスとなり、着実に資産を積み上げることができました。

累積の評価損益は+400.7万円(+76.3%)。投資元本が約525万円に対して、評価額は926万円まで成長しました。2024年1月から本格的に個別株投資を始めて、ちょうど2年。正直、ここまで順調に伸びるとは思っていませんでした。AI半導体ブームという時代の波に乗れたこと、そして何より「下がっても売らない」という長期投資の原則を守れたことが大きかったと思います。

12月のハイライト

評価額 ¥9,260,588 前月比 +¥167,976
投資額 ¥5,254,014 確定拠出年金 ¥55,000/月
投資信託 ¥100,000/月
累積評価損益 +¥4,006,574 +76.3%

クリスマスプレゼント:12月は米国市場が堅調に推移し、前月比+16.8万円のプラスを達成。個別株・投資信託・確定拠出年金の全てがプラス圏で推移しました。

保有商品の内訳

口座/商品 投資額 評価額 損益 利益率
米国個別株 ¥2,701,917 ¥5,457,565 +¥2,755,648 +102.0%
投資信託(オルカン) ¥160,000 ¥207,742 +¥47,742 +29.8%
確定拠出年金(S&P500) ¥2,192,097 ¥3,435,281 +¥1,243,184 +56.7%
仮想通貨(BTC) ¥200,000 ¥160,000 -¥40,000 -20.0%
合計 ¥5,254,014 ¥9,260,588 +¥4,006,574 +76.3%

各口座の詳細

米国個別株:+102.0%

評価額:545.8万円(投資額:270.2万円)

個別株は2倍超えを達成!主力はNVIDIA、Broadcom、Tesla、Appleなど。12月はNVIDIAが反発し、ポートフォリオ全体を牽引しました。投資を始めた2年前、まさかここまで伸びるとは思っていませんでした。特にNVIDIAとBroadcomは、AI需要の急拡大という「運」もありましたが、下落局面でも売らずに持ち続けたことが功を奏しました。

  • ✅ NVIDIA(NVDA):+117% → AI需要継続
  • ✅ Broadcom(AVGO):+160% → AI半導体が好調
  • ✅ Tesla(TSLA):+187% → 2024年の大勝利
  • ⚠️ Apple(AAPL):+25% → iPhone16は期待外れ
  • ⚠️ Microsoft(MSFT):+40% → 成長鈍化懸念

投資信託(オルカン):+29.8%

評価額:20.8万円(投資額:16.0万円)

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を毎月10万円積立中。年間リターンは約30%と好調。2026年も継続して積立て予定です。

確定拠出年金(S&P500):+56.7%

評価額:343.5万円(投資額:219.2万円)

毎月55,000円を積立中。全額をSBI・V・S&P500インデックス・ファンドに投資しています。税制優遇の効果も大きく、長期的に最も安定した投資先です。

  • ✅ 所得控除で年間約15万円の節税効果
  • ✅ 運用益非課税で複利効果を最大化
  • ✅ 2026年も継続して満額積立予定

仮想通貨(BTC):-20.0%

評価額:16.0万円(投資額:20.0万円)

ビットコインは一時1,600万円超えまで高騰したものの、現在は調整局面。高値掴みしてしまったのは完全に失敗でした。ただ、少額なので勉強代だと思って長期保有を継続します。追加投資は見送り、米国株に集中する方針です。

資産推移グラフ

こちらが2025年1月〜12月の資産推移です。年間を通じて右肩上がりで成長しています。

12月は年末ラリーが継続し、S&P500が史上最高値を更新。個別株では半導体セクターが復調し、ポートフォリオ全体を押し上げました。確定拠出年金の積立も順調で、複利効果が着実に表れています。グラフを見て改めて思うのは、「下がったときに売らなくてよかった」ということ。今年も何度か含み損の時期がありましたが、長期目線で耐えたことが結果につながりました。

この一年の成長

2024年12月から2025年12月までの1年間で、資産は大きく成長しました。投資額も評価額も約1.5倍に増加し、累積利益は2倍近くに達しています。

2024年12月 vs 2025年12月

項目 2024年12月 2025年12月 増減
評価額 ¥5,471,036 ¥9,260,588 +¥3,789,552
(+69.3%)
投資額 ¥3,364,006 ¥5,254,014 +¥1,890,008
(+56.2%)
累積利益 ¥2,107,030 ¥4,006,574 +¥1,899,544
(+90.2%)
利益率 +62.6% +76.3% +13.7pt

各商品別の成長

商品 2024年12月 2025年12月 成長率
米国個別株 ¥3,150,000 ¥5,457,565 +73.3%
投資信託 ¥0 ¥207,742 新規開始
確定拠出年金 ¥2,321,036 ¥3,435,281 +48.0%

2025年を振り返って

2025年は米国株式市場にとって記録的な年でした。S&P500は年初から約23%上昇し、史上最高値を何度も更新。特に半導体セクターとAI関連銘柄の躍進が目立ちました。

2025年の成功ポイント

  • ✅ NVIDIA、Broadcomへの集中投資 - AI需要の波に乗れた
  • ✅ 確定拠出年金の満額積立 - 税制優遇を最大活用
  • ✅ 長期保有の徹底 - 短期的な下落局面でも売らずに保有
  • ✅ 分散投資 - 個別株、投資信託、iDeCoでリスク分散

反省点

  • ⚠️ 仮想通貨への投資タイミングが悪かった(高値掴み)
  • ⚠️ 一部銘柄(GAFAM)の伸びが悪かった

2026年の投資方針

基本戦略

2026年も「長期・分散・積立」の基本を継続します。短期的な市場の変動に惑わされず、着実に資産を積み上げていきます。ただし、2025年のような上昇相場がずっと続くとは思っていません。下落局面が来ても慌てず、むしろ買い増しのチャンスと捉える心構えでいます。

具体的なアクションプラン

  1. 確定拠出年金:引き続き満額積立(月55,000円)
  2. 投資信託(オルカン):積立額を月10万円に増額
  3. 個別株:NVIDIA、Broadcomを引き続き保有。新規銘柄は慎重に
  4. ポートフォリオの見直し:四半期ごとにリバランス
  5. 仮想通貨:追加投資は見送り。保有分は長期ホールド

2026年の目標

  • 評価額:1,000万円突破
  • 年間投資額:200万円(確定拠出年金 66万円 + 投資信託 120万円 + 個別株 少額)
  • 利益率:+50%以上を維持

中小企業診断士視点での分析

中小企業診断士として経済学を学ぶ中で、マクロ経済と投資の関係性をより深く理解できるようになりました。

学びのポイント

  • 📚 金利政策の影響:FRBの利下げが株式市場にプラス。2026年も注視が必要
  • 📚 景気循環:現在は拡張期後半。ディフェンシブ銘柄も検討すべき
  • 📚 セクターローテーション:情報技術セクターへの集中リスクを認識
  • 📚 リスク分散の重要性:理論だけでなく実践で学んだ1年

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