どうも、とみです
副業でデザイン業を始めているのですが、少しずつ高単価の商材への問い合わせが増えてきました。
ここで悩むのが値決めです。結論これに答えはないのですが、判断は必要でありこれに対する考え方は自身の中で定めておかねばなりません。
なので備忘録兼ね考え方を書き連ねておこうと思います。
値決めの代表的な考え方
値決めには色々な決め方があります。
原価方式では、仕入・製造・人件費などの商品を作るためにかかるコストに対して利益率を上乗せして価格を設定します。
計算が容易で、利益確保の見通しが立てやすいメリットがあります。
似たものに相場方式というものもあります。市場や競合の価格を参考に設定するもので、顧客に受け入れられやすく、相場感を外さない点もメリットと言えます。
ただこれら2つはどうしても差別化がし辛く、価格勝負になりやすいのが欠点です。
先日読んだ稲森さんの本では価値ベースでの算出について書かれていました。これは顧客がその提供されたものを使った場合にどれぐらいの利益があげられるか?という点に基づいて決める方式です。
本気で弾こうとすると顧客の経営情報を得なければならないので不可能ですが、デザイン業のような原価が薄いビジネスにおいてはこちらの方式を取るのがベストでしょう。
安売りをすれば、もちろん競合に対して競り勝つ可能性が上がり成約率の上昇に直結するわけですが、ブランド価値が毀損される可能性もあるわけで、
このビジネスにおいては成約率を下げてでも提供したい商品の質を担保していくことが長期的な事業の発展に不可欠だと考えています。
値段は自信でもあります。自らが提供し顧客に与えるインパクトをどれだけの価値、価格と見積もるか。自分との勝負です。
こんな感じで、既に身は固まっていて悩むことがないように見えて、
実際のところ、
「ホームページ制作の問い合わせきた!!!何やってる人? おおーー!ブライダル系か!!ホームページ委託? 値段どうする?? とりあえず5万円で出す!? いやでもなーーもう5万で受注は2件取れてるわけで、、、そこからもうFigmaとかも勉強してこっちのホームページ制作のレヴェルもクオリティもさらに上がってるわけよ!?ってことは、、、根拠無いけど8万円ぐらい、、、言っちゃう!?一撃8万円よ!8万円!この価格なら月に5件も捌けば40万円よ!?ウヒョー!!?いや、、、でも待てよ、、、?ここで競合がもう少し安い価格で出してきてて取られたらどうする?5万円も失うのでかいよねー!?うわーーじゃあ間とって、1万円値引きの7万円!?オプションとかもセットでさ・・・でも・・・」
ってなります。
そんな自己利益だけしか考えないような邪念だらけなビジネスにならないように。
顧客のブランドを真剣に考え抜き、集客に繋げお互いに発展できるビジネスを考えていきたいものです。
それでは、また。
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