どうも、とみです。
iPhone 17に買い替えました。1年半前にiPhone 15にしたばかりなのに。
「もったいない」って思いますよね。僕もそう思ってました。iPhoneはせめて3年は使おうと決めていたんです。
でも、計算したら逆に毎年買い替えた方が得ということに気づいてしまったんです。
そもそもなぜ買い替えを検討したのか
iPhone 15、普通に使えてました。バッテリーの減りが少し早くなってきたかな、という程度。
検討していた2つの選択肢
| 選択肢 | 費用 |
|---|---|
| バッテリー交換 | ¥15,000 |
| notta(音声文字起こしアプリ)年間契約 | ¥20,000 |
| 合計 | ¥35,000 |
仕事で音声文字起こしを使う機会が多くて、nottaは必須でした。年間2万円は痛いけど、仕方ないかなと。
そこに現れたiPhone 17
そんな時、iPhone 17が発表されました。
Apple Intelligence。
これがヤバい。音声認識から文字起こし、GPTへの連携まで全部できる。しかも無料。
🎙️ アクションボタンの革命
アクションボタン長押し → ボイスメモ起動 → 音声データを自動でGPTに貼り付け可能。議事録作成が爆速になりました。
これは...買うしかない。
購入を決断した理由
最近、株が好調で金余り状態だったこともあり、思い切って購入を決断しました。
購入時の費用
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| iPhone 17 本体価格 | ¥130,000 |
| iPhone 15 下取り | -¥50,000 |
| 実質負担 | ¥80,000 |
得られたメリット
- ✅ バッテリー交換不要(¥15,000節約)
- ✅ nottaの年間契約不要(¥20,000節約)
- ✅ Apple Intelligenceで利便性が大幅向上
- ✅ 最新機種の安心感
すでに¥35,000分のコストが浮いているので、実質負担は¥45,000とも言えます。
そして気づいてしまった、個人事業主の裏技
ここからが本題です。
僕は副業で個人事業主をやっています。iPhoneは仕事でめちゃくちゃ使います。
💡 事業使用割合:90%
メール、Slack、Zoom、カレンダー、メモ、ボイスメモ、GPT...。プライベート利用なんてほぼありません。
税控除の計算
個人事業主の場合、事業で使う経費は税控除の対象になります。
| 計算項目 | 金額 |
|---|---|
| iPhone 17 購入価格(下取り前) | ¥130,000 |
| 事業使用割合(90%) | ¥117,000 |
| 税控除額(所得税+住民税 約30%) | 約¥35,000 |
🔑 ポイント:下取り前の金額で経費計上可能
下取りで¥50,000引かれても、経費計上は¥130,000でOK。これがミソです。
実質負担額を再計算してみる
全ての要素を考慮すると、こうなります。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| iPhone 17 本体価格 | ¥130,000 |
| iPhone 15 下取り | -¥50,000 |
| 税控除(事業経費) | -¥35,000 |
| バッテリー交換不要 | -¥15,000 |
| notta契約不要 | -¥20,000 |
| 実質負担額 | ¥10,000 |
実質1万円で最新のiPhoneが手に入りました。
衝撃の結論:毎年買い替えた方が得なのでは?
ここで思ったんです。
「これ、毎年買い替えた方が得なんじゃないか?」
毎年買い替えた場合のシミュレーション
仮に毎年最新iPhoneを買い替えた場合:
- ✅ 下取り価格が高い(1年落ちなら5万円前後)
- ✅ 税控除がフル活用できる(毎年13万円 × 30% = 約4万円)
- ✅ バッテリー交換不要
- ✅ 常に最新機能を使える
- ✅ 修理リスクがない(常に保証期間内)
✨ 3年使い続けた場合 vs 毎年買い替えた場合
【3年使う場合】
- 本体:13万円
- バッテリー交換:1.5万円 × 2回 = 3万円
- 税控除:1回のみ(約4万円)
- 合計実質負担:約12万円
【毎年買い替える場合】
- 実質負担:1万円 × 3年 = 3万円
- 常に最新機種
- バッテリー交換不要
→ 毎年買い替えた方が9万円お得!
さらにヤバいポイント:値上がりしても影響が少ない
このスキームの真の恐ろしさは、iPhoneの価格が上がっても実質負担への影響が小さいことです。
🚀 価格上昇の影響が吸収される仕組み
- 本体価格が上がる(例:13万円 → 15万円)
- → 税控除額も増える(15万円 × 0.9 × 0.3 = 4.05万円 → 約4.5万円)
- → 下取り額も増える(5万円 → 6万円)
- → 実質負担の増加は最小限(差額2万円のうち1.5万円は相殺される)
つまり、本体価格が2万円上がっても、実質負担は5千円程度しか増えない計算になります。
もちろん条件はある
この計算が成り立つには、いくつか条件があります。
必要な条件
- 個人事業主であること(副業でもOK)
- iPhoneを事業で使っていること(使用割合が高いほど有利)
- 一定の所得があること(税率が高いほど控除額も大きい)
- 下取り価格が安定していること(AppleやキャリアのProユーザーは高め)
💡 副業サラリーマンでも適用可能
会社員をしながら副業で個人事業主登録している人なら、同じ恩恵を受けられます。青色申告をしていればなお良し。
Apple Intelligenceの実力
買い替えて正解だったもう一つの理由が、Apple Intelligenceの実力です。
具体的な使用例
- 📝 会議の議事録:アクションボタン押す → 話す → 自動で文字起こし → GPTで要約
- 💡 アイデアメモ:思いついたらすぐボイスメモ → テキスト化 → Notionに保存
- 📧 メール作成:音声で下書き → GPTで整形 → そのまま送信
- 📊 ブログ執筆:構成を音声で話す → 文字起こし → GPTで膨らませる
nottaの年間2万円が浮いただけでなく、作業効率が3倍になりました。
⚠️ 重要な注意事項
ここまで「毎年買い替えた方が得」という話をしてきましたが、重要な注意点があります。
📢 この記事はあくまでシミュレーションです
- 税務処理の簡略化:実際には下取りで受け取った金額を「事業所得」として計上し、購入額と相殺する必要があります
- 個別の状況による:税率、事業使用割合、下取り価格などは人によって異なります
- 税理士に相談を:正式な経費計上方法は税理士に確認することを強くおすすめします
💡 より正確な計算方法
厳密には以下のように処理すべきです:
- 新iPhone購入:13万円(経費計上)
- 旧iPhone下取り:5万円(事業所得として計上)
- 差し引き:実質8万円が経費
- 税控除:8万円 × 0.9 × 0.3 = 約2.2万円
ただし、この場合でも毎年買い替える方が3年使い続けるよりお得という結論は変わりません。
この記事は個人の経験に基づくシミュレーションであり、税務アドバイスではありません。実際に経費計上する際は、必ず税理士や税務署に相談してください。
おわりに
「iPhoneは長く使うべき」という常識、個人事業主にとっては必ずしも正解じゃないということに気づきました。
税控除と下取りを考えると、毎年買い替えた方がコスパが良い。しかも常に最新機能が使える。
もちろん、これはあくまで個人事業主で、iPhoneを仕事で使っている人限定の話です。
でも、もしあなたが副業をしていたり、フリーランスだったりするなら、一度計算してみる価値はあると思います。
🎯 今回の学び
固定観念を疑うことの大切さ。「長く使うべき」という常識も、条件次第では必ずしも正解じゃない。数字で考えることが重要です。
それでは、また。